「強く、そしてやさしく」武士道 新渡戸稲造 長さ一尺(約30.3cm)以下の刀剣を短刀と言います。
この拵は短刀拵。
武士の前差としても立派に役目を果たします。
美しい蒔絵や家紋が装飾された短刀の中には子供や女性などの護身具としても使われました。
懐剣(かいけん)と呼ばれ、お守り刀として魔除けや災厄を祓うものとされました。
今日でも「賜剣の儀」という、天皇家及び宮家で子が生まれた際に守り刀を天皇から贈る儀式があります。
現代においては真剣をお守り刀とするには、手入れの問題や日常生活の中での危険の問題があります。
しかし、この前差しは模擬刀。
高級居合刀の技術を生かした美術工藝品です。
そのため、登録も必要ではなく、錆を防ぐ手入れの心配もありません。
居合のときの前差としてだけではなく、大事なお子様やお孫様のお護り方なとしてお使いください。
新渡戸稲造はその著書「武士道」の中で、理想の女性を「強さとやさしさを兼ね備えたもの」としました。
きっと誰よりも大切なその女児は、強く、そしてやさしく健やかに守られて育つでしょう。
※ご希望によって家紋を蒔絵・金蒔絵でお入れできます。
ご相談ください。
一振一振受注生産。
真剣に携わる職人(鞘師、柄巻師など)が真剣同様に一振一振魂をこめて作る、美術工芸品の模擬刀・居合刀です。
真剣ではございませんので、所有届および登録証は必要ございません。
居合練習、観賞用にお求め下さい。
受注生産につき、納品まで日数を要するをあらかじめご了承ください。
武士が脇差の代わりにした前差。
それが女性の懐剣になったり、装飾を施し、生まれた大事な女の子の守り刀にしたりしました。
現代に甦る守り刀は、真剣ではないので危険もなく、大事な命を守る象徴になります。
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