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動員のメディアミックス 〈創作する大衆〉の戦時下・戦後 [ 大塚 英志 ]

〈創作する大衆〉の戦時下・戦後 大塚 英志 思文閣出版ドウインノメディアミックス オオツカ エイジ 発行年月:2017年10月05日 予約締切日:2017年10月04日 ページ数:520p サイズ:単行本 ISBN:9784784218974 大塚英志(オオツカエイジ) 国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 戦時下のメディアミックス(東宝スペクタクル映画『孫悟空』に見る戦時色ー孫悟空がなぜ歌い踊り出したのか/日本アニメーションのもうひとつの源流ー一九二〇〜四〇年代前半における教育アニメーション ほか)/2 “創作する大衆”と動員のリテラシー(動員される映画観客のリテラシーー戦前・戦時下における映画を“読む文化”“書く文化” ほか)/3 動員の諸相(トランスナショナルな映画史の可能性ー総力戦とジェンダー規範/教育イストリエタの歴史の描き方ー一九五〇〜七〇年代におけるメキシコ文化マーケットを中心に ほか)/補論 レイヤー化する歴史(プログラミングによるレイヤー実装構想と抽象化の壁/麻枝准に与えた村上春樹の影響ー麻枝准にみる戦後の主題の継承、あるいは統合 ほか)/研究ノート/資料(岩淵正嘉文献リスト/「規格化」をめぐる知の政治学ー三木茂インタビュー解題 ほか) 現代の日本まんが・アニメーションにおけるマーケティング技法として注目されるメディアミックスを、とくに戦時下日本における「動員」の技術として捉え直すことで、メディア、プロパガンダ研究史の更新を試みる論集。

まんが・アニメーション・映画・模型といったメディア内、およびメディア間の相互関係のみならず、多様な分野に成立した“創作する大衆”の「書く」「つくる」という行為や書式が、いかにして「動員」されていったのか。

その諸相を描き出す。

また、一次資料として、日本映画史研究の第一人者・牧野守氏による三木茂(一九〇五〜七八 記録映画監督)インタビューを収録する。

本 人文・思想・社会 その他

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